クライアントソフトウェア

主なクライアントソフトウェア

BitTorrentクライアントは様々なプラットフォームに実装され、その多くが日本語を含む多言語に対応している。

BitTorrent

コーエンおよびBitTorrent, Inc.によって開発、配布されているオリジナルのBitTorrentクライアントで、Mainlineとも呼ばれる。バージョン5まではPythonによって実装され、オープンソースとして公開されている。BitTorrent, Inc.が2006年12月にWindows用クライアントを開発していたμTorrentを買収した後、バージョン6からはこれをベースにしたものに変更され、それ以降のソースコードも非公開となった。

μTorrent

uTorrentと表記される場合も。リソースの消費を抑えた軽量なクライアントとして開発されている。2006年12月7日に本家BitTorrentに買収された。多くがオープンソースで開発されているBitTorrentクライアントの中で珍しく、クローズドソースにて提供されている。ただし、元々の製作者はver. 1.6.1を最後に開発には参加していない。トレントファイルを開いて、複数のファイルの中からダウンロードするファイルを任意で選択することができる。Vuze、BitCometと並んで、最もよく使われているクライアントのひとつ。

iTransmission

iPhoneやiPad,iPod Touchでトレントを利用できるアプリ。

LibreTorrent

Androidでトレントを利用できるアプリ。

ABC (Yet Another BitTorrent Client)

BitTornadoを元にPythonで実装されている。接続の優先度を調整する機能や、ウェブインターフェースを備える。

BitComet

C++で実装されている。UPnP対応ルーターを使っている場合のNAT設定やポート設定、コンピューターのキャッシュ設定を自動で行う。トレントファイルを開いて、複数のファイルの中からダウンロードするファイルを任意で選択することができる。特に、極東アジアで使われているクライアントである。日本もその例外ではなく、多くの情報を日本語で得ることができる。一方で、動作ないし開発思想が利己的であると非難されることがあり、一部のクライアントはBitCometとの接続を禁止している。

BitSpirit (Eng)

多言語対応。DHTネットワーク、Gzip圧縮、UPnP、スーパーシード、プロキシ対応など多機能。個別ファイルダウンロード可能。ダウンロードピースマップ表示。TCPIP接続制限解除パッチ装備。

BitThief

Javaで動作するクライアントソフトウェア。BitTorrentの原則に反してアップロードを行わず、ダウンロードのみおこなうので一部のクライアントは接続を禁止している。言語は英語のみ。

BitTornado

Pythonによる実装。クロスプラットホーム。スーパーシードモードを備える。

CTorrent

C++で実装されている。軽量化や機能拡張を図ったEnhanced CTorrentもある。

Deluge

Pythonによる実装。UPnPやNAT-PMP、DHTなどに対応する。

Flash Get

最新版で対応している。欲しいファイルだけを入手できる機能もついている。

Free Download Manager

Windows用のオープンソースなダウンロードマネージャ。BitTorrentにも対応している。日本語対応。

Net Transport

日本語対応のダウンロードマネージャ。ファイルの個別ダウンロード対応。

KTorrent

KDEに含まれるクライアント。

Lftp

コンソール上で使えるクライアント。

LimeWire

Beta版の4.13.0でBitTorrentが実装されている。

Mozilla Firefox

BitTorrentプロトコルを実装した拡張機能「FireTorrent」「MozTorrent」「AllPeers」の開発が行われている。

Opera

バージョン9より、BitTorrentに正式対応した。米BitTorrent社との間で、商標の使用やBitTorrentサーチエンジンへのアクセスなどに関して提携が結ばれている。

QtWeb

バージョン3.2より、Torrentクライアント機能を搭載している。

rTorrent(英語版)

ncursesを使用したTUIのBitTorrentクライアント

Shareaza

Gnutella2をメインとしたソフトウェアだが、Gnutella、eDonkey2000の他にBitTorrentプロトコルにも対応している。

Transmission

Cによる実装。クロス・プラットホームバックエンドの上に、シンプルで使いやすいインターフェースを持つ。macOS (Cocoa), Linux/NetBSD/FreeBSD/OpenBSD (GTK+), BeOS/ZETA版が公開されている。非公式だがWindows版もある。

4Gamer Game Loader/Torrentan Network System

ゲームポータルサイトの4Gamer.netが、ジャストプレイヤー株式会社と制作している。ゲームのダウンロードに特化している模様。ベンチマークサイトを見る限り、BitTorrentとの違いが何かあるようであるが、詳細は不明。BitTorrentを使ったベンチマークサイトでもある。

qBittorrent

Qt4を使用して実装された、クロスプラットホームなクライアント。非常に高機能。

Vuze(旧 Azureus)

Javaで実装されており、多くのプラットフォームに対応している。細かい設定が可能であり、また、様々なプラグインがある。

迅雷(Xunlei、Thunder)

中国圏でよく使われているクライアント。利用者数だけで見れば世界最大のμtorrentに匹敵するとのデータもある。